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【どっちを使うか迷う方必見!】「一口」と「一言」の違いや使い方の備忘録

にけ
Webライターのかおとにけです。

この記事では、「一口」と「一言」の違いをご紹介します。


日々、様々な言葉と出会うWebライター業。

その中で私がいつも使い方を迷うのが

一口」と「一言」です。

どちらも聞いたことがあるし、読んだこともあるけれども、どっちを使えば良いか正直よく分からず、使い分け方も曖昧でした。

そこで、この機会に「一口」と「一言」の違いについて調べてみました。

私と同じように両言葉の違いや使い分けに迷っている方の参考になれば幸いです!


「一口」と「一言」それぞれの言葉の意味を知ろう


なんとな~くで使い分けている

「一口」と「一言」。

使う度に意味や使い方を調べるものの、


「う~ん、どっちだ?」


となっていました。

まずは、それぞれの意味をご紹介します。


「一口」は手短に表すこと


辞書などで「一口」を調べると、


・動詞にかかる

・一言二言で手短に言うことを指す

・まとめて言うことを指す

・寄付や株などの単位

・食べ物や飲み物を入れる1回の量


などの意味が掲載されています。

動詞にかかるというのは、動詞と共に使われることで意味を持つということ。

「一口に○○と言っても」や「一口に表すと○○」などが分かりやすい例かと思います。

寄付や株を購入する際の一口は、「一口から(購入)可能です。」などと使われますよね。

食べ物や飲み物を入れる1回の量は、


一口ちょうだい♪」


の「一口」にあたります。

食べ物で考えると「一口」というのは、1回で口の中に入りきる程度のまとまった量と捉えられるので、「まとめて言う」という意味に通ずるものがありますよね。


類義語には

大まかに言う・簡単に言う

などがあります。


「一言」は短い言葉を表す


辞書で「一言」を調べると


・一つの言葉

・一語

・ちょっとした言葉

・一言(いちごん)と同じ意味


などと書かれています。

どれも短い言葉を指していますよね。

ちなみに、「一語」には「わずかな言葉」という意味があるので、「一言」はやはり「短く言う」と捉えるのが良さそうです。


類義語には

端的に言う・シンプルに表す

などがあります。


結局「一口」と「一言」の違いは何なの?


「一口」と「一言」の意味をご紹介したものの、意味を読むとさらに使い分けが難しく...

私個人の理解度は70%といったところ。

そこでここからは

「一口」と「一言」の使い分けに迫ります。

ぜひ参考にしてみてください。



極端に言うなら単語と文の違い


先程、それぞれの意味について


「一口」は一言二言でまとめて言う

「一言」は短く言う


とご紹介しました。

上の2つを見ると分かる通り、「一口」は一言一言がいくつか集まり、まとまった状態を表わしているのです。

つまり、

「一口」は短い文章、「一言」は単語

を表わしています。


「一口」の使い方の例文


似て非なる「一口」と「一言」。

例文を見ながら理解を深めましょう。


一口に猫と言っても」
「猫と一口に言っても」


という例文があるとします。

私なら、この後に「種類は様々」や「容姿は異なる」などを続けたくなるかな~...

種類なら三毛猫やスコ、アメショなど様々。

容姿も脚が短いにゃんもいれば、耳折れにゃんもいるし、毛の長いにゃんもいます。


上記の通り、色々なものを一まとめにしたいときに使うのが「一口」です。

また、まとめたものの違いを表わしたいときにも「一口」が使われると覚えておくと「一言」との区別がやすいかもしれません。


「一言」の使い方の例文


続いて「一言」の例文。


「猫は可愛いの一言に尽きる」
「一言で言うなら猫は天使」


といった感じかなと...

上記の「一言」には、


「本当は猫って面白くてツンデレで、わがままで...色んなことを書きたいけれども端的に言うと可愛いのよ、天使なのよ」


という意味が込められています。

上の2文に共通するのは、もっと言いたいことや伝えたいことは山ほどあるけれども、超絶シンプルに言うなら◯◯というところ。


「一言で○○と言っても」は間違い?正しい?


「一口」と「一言」は、とても似ていて区別が難しいですよね。

近年では同義で使われることも

その中で気になるのが


「一言で○○と言っても」


という使われ方。

これは正直私も迷いますし、多分過去に使ってしまったことがあると思います。

でも、この記事を執筆するにあたり「一口」と「一言」を調べた結果、あまり正しい表現ではないかな~と。


「○○と言っても」


の後には、ほぼほぼ文章が続きます。

そうなると「一言」の持ち味である

”端的さ”がなくなるような...

なので「○○と言っても」を使う場合には「一口に」を使っておいた方が間違いないかもしれません。

(※あくまで個人の解釈です)


「一口」と「一言」は後に文章が続くか単語が続くかの違いだった!


「一口」と「一言」の意味や違い、例文をご紹介しました。

似たような意味で使い分けが難しいものの、厳密には意味も使い方も異なるようです。

今後も自分自身が迷ったり、悩んだりした言葉について触れられればと思っています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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かおとにけ

Webライター|プロテインマイスターの資格所有|「プロテインをもっと身近に」をモットーに楽しく可愛くプロテイン情報を発信|プロテインレビュー中心|自分自身が過去にプロテイン選びを失敗・継続断念した経験から分かりやすいレビューを心掛けております|お仕事依頼は問い合わせから(´ω`*)|

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